別れと出会いの季節を経て、お教室も新年度となりました。
そんな先日に、あった出来事。
8年半通ってくれた生徒さんが受験のため、最後のレッスンでした。
最後の曲は好きな曲を選んで取り組もう!で、彼女が選んだ曲。
ドビュッシー作曲、“亜麻色の髪の乙女”
https://www.youtube.com/watch?v=jGSZPRk6aXA
心を奪われる本当に美しい曲。この曲を選んでくれた彼女のセンスと音楽を愛する気持ちも嬉しく感じました。
普段弾いている曲よりもチャレンジ的なレベルでしたが、いつもきちんと練習してきてくれる彼女を信じて二月からスタートし、一緒に片手ずつ確認しながら取り組み、無事仕上がって最後の演奏…
胸が詰まるような言葉では言い表せない気持ちに包まれました。
お母さまも「一生忘れない曲と光景になりそうです。」との事でしたが私もです😢
美しい曲だったことも相まって巣立っていく子を見送る一つの節目となるような、そんな出来事でした。